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諸々の徳と礼儀作法
諸々の徳と礼儀作法
2- 同胞を愛しているなら、自分が愛しているというそのことを、彼に伝えよ。
6- われはシルクを最も必要としない者。われを、われ以外のものと並べるような行いをする者を、われはそのシルクと共に放っておく。
7- あなた方の家を墓にはするな。私の墓をイードにはするな。そして私のために祈願するのだ。あなた方の祈願は、あなた方がいる場所からでも私に届くのだから。
9- アッラーに何も並べることのない状態でかれと面会した者は、天国に入る。アッラーに何かを並べている状態でかれと面会した者は、地獄に入る。
10- 両ひげの間にあるものと、両足の間にあるものを私に保証する者には、私が天国を保証しよう。
11- ラー・イラーハ・イッラッラーフ(アッラーの他に真に崇拝すべきものはなし)は、最良のズィクル(唱念)である。
12- あなた方にとって天国は靴ひもよりも近く、地獄もまた同様である。
13- 5度の礼拝、金曜礼拝から金曜礼拝、ラマダーンからラマダーンは、その間の罪滅ぼしである。ただし、大罪を避ける限りにおいてだが。
15- 地獄は欲望によって覆われ、天国は苦難によって覆われている。
16- ムスリムのムスリムに対する5つの権利:挨拶を返すこと。病人を見舞うこと。葬儀に参列すること。招待に応じること。くしゃみをした者に祈願してやること。
17- 売る時、買う時、債務の返済要求をする時に寛大な者を、アッラーは慈しまれる。
20- 2人のムスリムが剣をもって対峙し(戦っ)たら、殺した方も殺された方も地獄行きである。
22- まことにアッラーは、あなた方の身体や姿形をご覧になるのではない。しかしかれは、あなた方の心と行いをご覧になるのだ。
23- 行いは、その意図によるものである。まことに全ての者は、その意図したところのものを得る。
24- 1人の男が、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)にこう言った:「私にアドバイスを下さい。」彼は言った:「怒るのではない。」彼は何度も繰り返し、「怒るのではない」と言った。
26- 僕が罪を犯して、こう言った:「アッラーよ、私の罪をお赦し下さい。」それで至高のアッラーはこう仰った:「わが僕は罪を犯した。そして彼にはその罪を赦し、それゆえに罰する主があることを知った。」
27- まことに公平な者たちは、アッラーのもとで光の台座の上にある。彼らは彼らの裁決、彼らの家族、彼らが任されたことにおいて公正な者たちである。
28- 「陰口(ギーバ)を知っているか?」人々は言った:「アッラーとその使徒がよくご存じです。」預言者は言った:「あなたの同胞が嫌がることによって、彼について話すことである。」
29- まことに、ある者たちはアッラーの財産において不当な振る舞いをしている。彼らには審判の日、火獄があろう。
32- あらゆる善行はサダカである。
33- いかなる善行も、なおざりにしてはならない。それが、和やかな顔で同胞と会うことだったとしても。
34- 強者とは腕力によるものではない。強者とは、怒りの際に自分自身を抑える者のことである。
35- よいことを教示した者には、それを行う者と同様の褒美がある。
36- 死人を罵るのではない。彼らは既に自分たちが行ったものへと、立ち去ってしまったのだから。
37- 会えば互いに背き合うようにして、その同胞を3夜を超えて避け続けることは、ムスリムにとって許されない。そして彼らの内より優れているのが、先に挨拶を始める方なのだ。
38- 断絶する者は天国に入らない。
41- 僕が彼の主に最も近付くのは、彼がサジダ(平伏礼)している時である。だから祈願を沢山するのだ。
42- アッラーと最後の日を信じる者は、よいことを喋るか、さもなければ黙っていよ。アッラーと最後の日を信じる者は、隣人を厚遇せよ。アッラーと最後の日を信じる者は、客人を歓待するのだ。
44- アッラーに最も厭われる者とは、激しい議論好きである。
45- アッラーに最も愛される言葉は4つである。そのいずれで始めても、害することはない:スブハーナッラー、アル=ハムドリッラー、ラー・イラーハ・イッラッラーフ、アッラーフ・アクバル。
46- 天国に入れる最多のものが、アッラーに対するタクワー(畏れ)と、性格の良さである。
47- 羞恥心は信仰の一部である。
49- 舌に軽く、秤には重く、慈悲あまねきお方に愛される、2つの言葉:スブハーナッラーヒ・ワ・ビハムディヒ、スブハーナッラーヒ・アル=アズィーム
50- アッラーにとって、ドゥアー(祈願)よりも大切なものはない。
51- アッラーは審判の日、同胞の尊厳を守ってやる者の顔を、地獄の炎から守って下さる。